2026年。私たちは今、歴史的な転換点に立っています。
数年前の「新NISA狂騒曲」から月日が流れ、猫も杓子も「オルカン」「S&P500」と口にするのが当たり前になった時代。しかし、その裏側で、静かに、しかし確実に「資産を失う準備」を始めてしまっている人が大勢います。
「投資は長期で持てば必ず勝てる」
「暴落が来ても売らなければいい」
教科書通りの答えを信じ、安心しきっているあなたへ。2026年という年が、これまでの成功体験をすべて破壊する可能性があることをご存知でしょうか。
今日は、この節目の年に資産を激減させてしまう人の共通点を深掘りしていきます。厳しい内容かもしれませんが、最後まで読めば、あなたが今取るべき行動が見えてくるはずです。
目次
1. 投資の格言が警告する「午(うま)年」の真実
古くから兜町(日本の金融界)には、干支にまつわる相場格言が存在します。
「辰巳天井、午(うま)尻下がり、未(ひつじ)辛抱、申酉(さるとり)騒ぐ」
2024年の辰年、2025年の巳年。この2年間は、まさに格言通り「天井」を探るような、力強い上昇相場が続きました。日経平均が史上最高値を更新し、多くの初心者が含み益に酔いしれた時期です。
しかし、2026年は「午年」です。格言では「尻下がり」。つまり、それまでの上昇トレンドが終わり、下落へと転じる年とされています。
資産を減らす人の共通点の一つ目は、こうした歴史的なサイクルやアノマリーを「ただの迷信」だと切り捨て、無防備なままフルポジ(全力投資)を続けていることです。
もちろん、格言が100%当たるわけではありません。しかし、相場には「過熱の後の調整」が必ず存在します。2026年に資産を減らす人は、この「当たり前のサイクル」から目を背け、強気相場が永遠に続くと錯覚しているのです。
2. 円安・株高バブルの「毒」に気づいていない
ここ数年の私たちの資産を押し上げてきた正体は何だったのか。冷静に振り返る必要があります。米国株価の上昇もありましたが、それ以上に寄与したのは「極端な円安」でした。
しかし、2026年の日本経済は、もはや「ゼロ金利のぬるま湯」ではありません。日銀の政策転換が浸透し、金利のある世界が定着し始めています。一方で、米国の景気後退懸念が現実味を帯びれば、為替は一気に円高方向へと巻き戻されます。
資産を激減させる人の二つ目の共通点は、「為替による資産の目減り」を想定していないことです。
「株価が変わっていないのに、日本円に戻したら30%減っていた」
そんな現実を突きつけられたとき、多くの人はパニックに陥ります。投資の神様、ウォーレン・バフェットはこう言いました。
「潮が引いた時に初めて、誰が裸で泳いでいたか分かる」
円安という追い風が止まり、逆風が吹き始めた2026年。その時、あなたのポートフォリオは、裸のまま波にさらわれない準備ができていますか?
3. メンタルという「最大の敵」を飼い慣らせていない
最も深刻な共通点は、実は手法でも銘柄でもなく、投資家の「心理状態」にあります。
2026年に資産を激減させる人は、暴落を「想定」していても、「経験」したことがありません。含み益が毎日数十万円ずつ溶けていく恐怖。SNSに溢れる「もう投資はやめろ」「世界経済の終わりだ」という悲観的な言葉。これらに耐えられる自信があるでしょうか。
バリュー投資の父、ベンジャミン・グレアムはこう警告しています。
「投資家にとっての最大の敵は、おそらく自分自身である」
「長期投資だから大丈夫」と口では言いながらも、実際に自分の資産が半分になったとき、人は冷静ではいられません。2026年に資産を失う人は、「自分のリスク許容度」を過信し、含み損に耐えきれず、最も底値のタイミングで「狼狽売り」をしてしまう人なのです。
2026年を「飛躍の年」に変えるために
ここまで厳しい現実をお話ししてきましたが、絶望する必要はありません。これらを知っているあなたには、まだ準備ができるからです。
- キャッシュポジションを見直す: 全資産をリスク資産に投じるのではなく、チャンスを待つための「現金」を確保しておくこと。
- 通貨の分散を考える: ドル一辺倒ではなく、日本円やゴールドなど、守りの資産を組み込むこと。
- 出口戦略を明確にする: どのレベルまで下がったら買い増し、どのレベルまで上がったら利益確定するか。ルールを紙に書いておくこと。
2026年は、準備のない者にとっては「資産激減の年」ですが、準備がある者にとっては「富を築く絶好のチャンス」になります。
【投資に関する重要事項】
本記事の内容は情報の提供を目的としたものであり、特定の投資商品への勧誘や売買の推奨を意図するものではありません。投資には価格変動リスクがあり、元本を割り込む可能性があります。最終的な投資判断は、必ずご自身の責任において行われますようお願い申し上げます。


コメント