「iFreeNEXT FANG+インデックス」という投資信託をご存知でしょうか?このファンドは、次世代テクノロジーを牽引する米国上場企業群に焦点を当て、その成長の可能性を投資成果に結びつけることを目指しています。
今回は、交付目論見書の内容に基づき、このファンドの目的、特色、そして投資する上でのポイントを分かりやすく解説します。
目次
ファンドの目的:NYSE FANG+指数との連動を目指す
iFreeNEXT FANG+インデックスは、米国上場企業の株式に投資を行ない、NYSE FANG+指数(配当込み、円ベース)の動きに連動した投資成果をめざすことを目的としています。
これは、このファンドが、特定の株価指数と同じような値動きをすることを目指すインデックス型の投資信託であることを示しています。
ファンドの運用特色と仕組み
このファンドの運用には、主に以下の特色と仕組みがあります。
1. 構成銘柄への原則投資
運用は原則として、ベンチマークであるNYSE FANG+指数を構成する全銘柄に投資する方針で進められます。効率的な運用のために、ETF(上場投資信託証券)や株価指数先物取引を利用することもありますが、流動性が乏しいなどの理由で他の指数に連動するこれらを利用する場合には、基準価額の動きと指数の間に乖離が発生する可能性があります。
2. 為替ヘッジは原則行わない
為替変動リスクを回避するための為替ヘッジは原則として行ないません。したがって、基準価額は投資対象となる外貨建て資産の価格変動に加え、当該外貨の円に対する為替レートの変動の影響を受けます。円高に推移した場合は、基準価額が下落する要因となることがあります。
3. ファミリーファンド方式を採用
当ファンド(ベビーファンド)は、投資者の資金をまとめて、主にマザーファンド(FANG+インデックス・マザーファンド)の受益証券に投資し、実質的な運用をマザーファンドで行うファミリーファンド方式を採用しています。
ベンチマーク「NYSE FANG+指数」とは?
ファンドの連動目標であるNYSE FANG+指数は、次世代テクノロジーをベースとし、グローバルな現代社会において人々の生活に大きな影響力を持ち、高い知名度を有する米国上場企業を対象に構成された株価指数です。
この指数の特徴は、構成銘柄に等金額投資したポートフォリオで構成されている点です。リバランスは四半期(3・6・9・12月)ごとに等金額となるよう行なわれます。
なお、「FANG」とは、主要銘柄であるフェイスブック(Facebook(Meta Platforms))、アマゾン・ドット・コム(Amazon.com)、ネットフリックス(Netflix)、グーグル(Google(Alphabet))の頭文字をつないだものです。
費用と税制優遇措置
投資者が直接的に負担する費用について、購入時手数料、信託財産留保額はともにありません。
間接的に負担する主な費用である運用管理費用(信託報酬)は、年率0.7755%(税抜0.705%)です。
また、このファンドは、NISA(少額投資非課税制度)の対象ファンドであり、「成長投資枠」および「つみたて投資枠」の対象です(販売会社により取扱いが異なる場合があります)。
投資リスクに関する重要な留意点
当ファンドは値動きのある有価証券等に投資するため、投資元本が保証されているものではなく、これを割込む可能性があり、投資信託は預貯金とは異なります。
特に以下のリスク要因にご留意ください。
- 株価変動リスク・信用リスク: 企業の業績や市場の需給により株価は変動します。特定の分野に関連する銘柄に集中投資するため、そうした銘柄の下落局面では基準価額が大きく下落することがあります。また、一銘柄当たりの組入比率が高くなる場合があり、より多数の銘柄に分散投資した場合に比べて基準価額の変動が大きくなる可能性があります。
- 為替変動リスク: 原則として為替ヘッジを行わないため、円高になった場合、基準価額が下落する要因となります。
- カントリー・リスク: 投資対象国・地域(北米)の政治・経済情勢の変化や新たな規制により、運用が困難になったり、基準価額が下落したりする可能性があります。
まとめ
iFreeNEXT FANG+インデックスは、大和アセットマネジメント株式会社が委託会社となり、米国上場企業の先進的なテクノロジー企業群に連動する投資成果を目指すファンドです。
このファンドの運用は無期限(2018年1月31日当初設定)であり、信託財産の成長に資することを目的として収益分配が行われますが、将来の分配金の支払いおよびその金額は保証されていません。
ご購入に際しては、必ず本書(投資信託説明書)の内容を十分にお読みください。詳細な情報は委託会社のホームページで閲覧・ダウンロードできます。
例えるなら: このファンドへの投資は、最新のテクノロジー産業という競争の激しいレースにおいて、選りすぐりのトップランナー(NYSE FANG+構成銘柄)のグループ全体に均等に賭けているようなものです。個々のランナーの浮き沈みはありますが、グループ全体の勢い(指数)が上がれば恩恵を受けられます。ただし、レース会場(米国市場)の天候や通貨の変動(為替リスク)の影響も直接受けることになります。


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