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ファイナンシャルプランナー3級(以下「3級FP技能士」)を取得するためには、FP3級の学科試験と実技試験の両方に合格する必要があります。
3級FP技能士の受検資格は、誰でも受検することが可能であり、実務経験のない人でも気軽に試験を受けることができます。
試験は年に3回(5月、9月、1月)実施されます。
独学でファイナンシャルプランナー3級の資格を取得するには、2ヶ月から6ヶ月程度の勉強期間が必要です。
まずは、自分が受検をする試験日程を決めておいて、余裕を持って勉強を開始しましょう。
勉強を開始する前にしっかりと学習スケジュールを立てておけば、合格する可能性は十分にあります。
目次
参考書と問題集を1冊ずつ購入し、インターネット上にある様々な情報と合わせて勉強する
3級FP技能士を独学で取得するには、まず、参考書を最初から最後まで最低でも2回は読みましょう。
1回目は全体の流れをつかむぐらいの軽い気持ちで読んで、2回目は分からないところをじっくりと潰していくように読むとよいです。
参考書だけでは理解できないところがあるかもしれません。
その時はインターネット上にある様々な情報と合わせて利用してください。
参考書を読み終われば、問題集をひたすら解いていき、分からない問題が出たら参考書に戻って確認していきます。
独学で勉強する場合は、専門学校や通信の資格取得講座などを利用しないのでコストが安いのがメリットです。
参考書と問題集1冊ずつとインターネットを利用し受検対策を行っていけば、合格も十分可能です。
もちろん、独学にもデメリットはあります。
自分で計画したとおりに勉強できる人はいいのですが、どうしても気分が乗らないときなどはスケジュールどおりにいかないものです。
そんな時は、身近なところで受検仲間を探したり、SNSやWEBの掲示板、ブログなどを利用したりして、お互いに励ましあうこともおすすめです。
すき間時間をうまく利用して毎日最低30分は勉強するように習慣をつける
育児や仕事、または親の介護など忙しい日々の中で、まとまった時間を作るのは難しいもの。
うまく時間が作れない人たちは、すき間時間を利用してみるのはいかがでしょうか。
例えば、主婦であれば、子どもが昼寝をしている時や幼稚園に行っている時などを活用してみる。
働いている人は、通勤時間や営業の移動時間など、空いている時間をうまく活用してみてはいかがでしょう。
たったの10分のすき間時間でも過去問を数問程度なら解くことができます。
スマホではFPの過去問が解けるアプリもあるので、インストールしておきましょう。
過去問を攻略するための3つの方法
過去問を繰り返し解く
FP技能検定では3級FP技能士に限らず、過去問をしっかりと解いていくことが合格への最低条件になります。
FP技能検定試験の問題および解答は公表されていますし、テキストや問題集も発売されていますので、10回を目標として、過去問を繰り返し解いていきましょう。
また、過去問を解くさいには、時間を決めておくことが大切です。
FP3級の試験は、2時間で60問出題されるので、1問あたり2分で解答する必要があります。
この時間を目安に解いていけば時間配分で困ることはありません。
正誤問題は、各選択肢の正誤を確認する
○×問題や多肢択一などの正誤問題を解答する場合は、必ずひとつずつ選択肢が正しいのか誤りなのかを確認しながら解く練習をしましょう。
正誤を判断できるようになれば正解率も上がります。
そら覚えをなくすために穴埋め問題は選択肢を見ない
学科試験や実技試験には、用語を選択する穴埋め問題が出題されます。
重要な用語の定義や特徴をしっかりと覚えることが正解への鍵となります。
選択肢を見なくても、問題文を見ただけで用語がきちんと書けるようにしておきましょう。
『ファイナンシャルプランナー3級を独学で取得するためにすべきこと』のまとめ
- 学習スケジュールを立てる
- 参考書と問題集を1冊ずつ買う
- すき間時間をうまく利用して毎日勉強する
- 過去問を何度も解いていく
以上の4つのことを意識してFP資格取得のために、1歩ずつ進んでいきましょう。
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