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【バドミントンのダブルスのルールをわかりやすく解説!】
今回はバドミントンのダブルスのルールについて説明します。
最近は、リオオリンピックで金メダルを取ったタカマツペア(高橋礼華選手・松友美佐紀選手=日本ユニシス所属)をはじめ、ソノカムペア(園田啓吾選手・嘉村健士選手=トナミ運輸)やフクヒロペア(福島由紀選手・廣田彩花選手=再春館製薬所)など多くの日本人選手が世界で活躍しています。
またバドミントンは手軽に始められるスポーツなので、ルールを知っておくと色々と便利ですし、交友関係も広がります。 ルール自体も簡単なので、ここで覚えてしまいましょう。
コートについて
シングルスは1対1で行われますが、ダブルスは2対2で行われます。 ダブルスではシングルスとは違い、1人でコートカバーをする必要がない分、より攻撃的に試合を組み立てることができます。
シングルスではコートの横端を使いませんが、ダブルスではコート全面を使って試合が行われます。
詳しくは図で説明しましょう。 こちらがシングルスです。
シングルスではコートの青い部分を使って試合が行われます。 コートの白い部分にシャトルが落ちるとアウトになります。 一方ダブルスでは、コートの白い部分も使って試合が行われます。
ですので、シングルスでは打ちにくいクロスへのショットをダブルスでは遠慮なく打つことができますし、シングルスでは簡単に返されていた場所でも、相手ペアが重なってミスをしたりすることがよくあります。
サーブについて
初めてダブルスをする人が一番困るのは、サーブではないかと思います。 ただ慣れれば簡単なので、まずは仕組みをしっかり理解しましょう。
注意しなければならないのは、順番と範囲です。 ということでまずは基本となるシングルスのサーブについておさらいしましょう。
まずは順番です。
シングルスのサーブの順番は、自分の得点が偶数のときは右、奇数のときは左からサーブを打つことです。 そして範囲はこのようになります。
これは偶数の場合ですが、サーバーは対角線上の一番奥までサーブを打つことができます。
そして横のゾーンにサーブを打つことはできません。 以上がシングルスのサーブの説明になります。
次はダブルスの説明をしましょう。 偶数のときは右、奇数のときは左からという順番はダブルスでも同じです。
ただダブルスはシングルスと違って2人います。 ですから最初は0で偶数なので、右側の選手からサーブをします。そしてサーブ側が勝ったら、今度は同じサーバーが左側に移動してサーブを行います。
もしサーブ側が負けた場合は、レシーバー側が今度はサーブをします。 もちろん1点なので左側の選手からサーブをします。
というように、自分の点数が偶数の場合は右から、奇数の場合は左側からという具合にぐるぐると回っていきます。 そしてレシーバー側は、サーバー側に合わせて順番を替える必要がありません。 言葉だけで説明するとわかりにくいので図で説明します。 まず0-0の場合、サーバーXはレシーバーYに右側から(0は偶数)サーブをします。
もしXが勝って1-0になった場合はXが左側からサーブを打ちます。
一方0-1になった場合は左側にいるBがAに向かってサーブを打ちます。
もし心配な方は、試合の映像を見ながら確認することをおすすめします。
バドミントンはテレビ放送がほとんどないですが、YouTubeには動画がたくさんアップされているので、映像を見ながら確認しましょう。
そして次は範囲です。 範囲はこのようになります。
シングルスのように奥に打つことはできませんが、代わりに横に打つことができます。
点数について
点数に関するルールはシングルス、ダブルス両方とも一緒です。 1ゲーム21点先取の2ゲーム先取です。
ただ20-20でデュースになった場合は、先に2点以上離した方か、30点目を先に取った方が勝ちになります。
まとめ
ダブルスはシングルスと違いパートナーがいる分うまく呼吸を合わせなければなりませんが、シングルスと違い二人で戦うのでより攻撃的な試合展開に持ち込むことができます。
初心者の人はパートナーと息を合わせることが難しいと思いますが、皆最初から上手だったわけではありません。
たくさん練習をして、二人で勝つ喜びを味わいましょう。
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