カマンベールチーズ白菜鍋のつくり方

チーズ
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【カマンベールチーズ白菜鍋のつくり方】

限界に近いといわれる大寒波の日本。

部屋中を温かくしてもまだまだ底冷えがすることでしょう。

そんな時に食べたくなるのが鍋やシチューです。

シチューといえば雪にマッチするホワイトシチューがベストです。

実はメーカー各社でよりおいしい味わいが出せるように開発されたものの中で、シチューに相性の良いチーズが入っていることをご存知でしょうか?

もともと保存食であったチーズはヨーロッパでは家庭でもよく作られていました。

日持ちがするものの、寒い時期に食べるには冷たいのは嫌なものです。

塩分もあり、コクもあるこのチーズはもともと牛乳などのミルクからできていますから液体に戻せばそれだけで充分な栄養と出汁が出るのです。

そこに目をつけたメーカーはナチュラルチーズをふんだんに使ったルーを開発してきました。

ホワイトシチューとナチュラルチーズの相性はばっちりというわけです。

さて、この発想がなんと、昨今の家庭で気軽にできてしまう鍋として重宝がられているのです。

白菜のミルフィーユ鍋です。

和風の魚介類の出汁が決め手だったこの鍋、作り方は意外と簡単でした。

白菜を横に切ってその葉の間に豚ばら肉をいれて鍋にするだけ。

栄養も食べ応えも充分です。

でも、毎日、同じ味付けではたとえ具材が代わったとしても飽きてしまいます。

洋風の鍋として考えたのがホワイトシチューを使う発想でした。

ばら肉の変わりにより濃い味のベーコンにしてみたところこれまたおいしい。

しかし、やはりシチューではルーが濃すぎてしまうのでミルクを多めにしなければならなくなります。

また、鍋にするメリットがなくなる感も否めません。

カマンベール鍋の作り方

そんな中、よりおいしく、鍋の特性と意外性を併せ持つカマンベールを使った鍋が誕生したのです。

カマンベールは他のナチュラルチーズと異なり、外皮が硬いため火を通したとしてもすぐにはどろどろになりません。

その特性がこの鍋の最大の利点です。

白菜とベーコンを重ね合わせ、鍋にきちんと敷き詰めながら中央に6等分、あるいは4等分にしたカマンベールを置いて鶏がらスープあるいはコンソメスープをいれて火をつけるだけ。

白菜に火が通る頃にはチーズが程よく溶け出してとてもクリーミーな味わいの鍋汁になるというわけです。

セミハードのチーズやウォッシュ系のチーズではクセやあるいは溶け具合が早すぎてうまくいきません。

また、カマンベールの風味が日本人の鼻にぎりぎり許せるという部分もこの鍋を成功させている要因でもあるのです。

具が無くなったところに冷えたご飯を入れてば簡単リゾットになります。取り分けたならばパセリと粉チーズをかければかなりお洒落なリゾットです。

子どもさんが多い場合には白菜ミルフィーユを多く作るよりも、トッピングとして串に差したウィンナーがいいと思います。

鍋が出来上がってからでもいいので鍋縁にずらりと並べておけば大うけすることでしょう。

カマンベールチーズを使った和風鍋の作り方

意外なものとしては、ミソとかつおだしを使った作り方。

ホワイトシチューに日本のお味噌を入れるとミスマッチながら相当うまくなるというのは話題になりました。

その相乗効果を実現させたのがこれです。

ベーコンの変わりに生の豚ばら肉を使って白菜とミルフィーユにします。

あとはカマンベールを中央に置きかつおだしをいれてミソをいれたらOKです。

明日の行事や仕事に差し支えなければガーリックをすって入れてもOK。

子どもさんが食べないなら隠し味にラー油をたらすのもいい。

和風テイストゆえにこうした大人向けの食べ方が出来るのです。

全て食べ終わった後は、ご飯ではなく麺が最高です。

贅沢なミソラーメンですから。

植物繊維もたっぷり、豚肉の持つビタミンB1もかなり取れる。

そしてチーズの栄養素がさらに体にもいい。

この冬は是非試して、身も心もほっこりしてください。

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