小説の書き方についておすすめしたい本を紹介!初心者必見!



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小説家になりたいと思った場合、大方の人は小説を書いて新人賞に応募すればいいんじゃないだろうかと考えます。もちろん間違いではありません。ただし重要な事が抜け落ちています。重要な事とは小説をいかに書くかという問題。無論、なにも考えずに思いつきで書き綴っても小説は書けます。

ただしそれは小説もどきであり、小説ではないです。ではどうすれば小説というものを書けるのかと問われれば数を書いて小説というものを学んでいく必要があります。そして学ぶ時に必要なのが参考書。中学校や高校で勉強をする際に使うあれです。もちろん小説にも参考書はあります。

ただし世の中に流布する小説の参考書には当たり外れがあります。なので今回は特におすすめの参考書を4つ紹介したいと思います。小説家になりたい人必見なので是非ご一読下さい。

1週間でマスター 小説を書くための基礎メソッド―小説のメソッド 初級編(奈良裕明著、雷鳥社)

初心者にとても優しいハウトゥー本。今まで一回も小説というものを書いてこなかった人にも分かりやすく小説を解説してくれます。

まずそもそも小説とはなんなのかから始まり、普段使っているメールやラインの文章となにが違うのか、随筆との違いなど親切丁寧に解説してくれます。

Web小説を拝見していますと実はこの段階を誤解している方々が沢山おり、この小説とはなにかを理解するだけでも数多のアマチュア作家さん達と大きな差が生まれるのではないでしょうか。また小説を書く上で視点はとても大事なのですが視点がバラバラなWeb小説は多く散見されます。

そんな大事な視点をマスターする為のメソッドも詳しく書かれており、小説を書く上での視点というものを自分のものにできます。

視点のマスターは小説の新人賞を獲る為に非常に重要となっており、その意味でもこの本はとても参考になります。加えて小説を書く時に注意したい作法からテクニックまで細部に渡って解説してくれます。

なのでこの本を読めば「小説」というものが十全に理解できると言えるでしょう。初心者にとって小説を書く為のバイブルと言っても過言ではない本であります。とにかくとてもおすすめな一冊となっています。

「物語」のつくり方入門 7つのレッスン(円山夢久著、雷鳥社)

こちらの本は前述した1週間でマスター~を読んだ上で参考にすると非常に役に立つ本です。こちらの本は物語の作り方に焦点をあてて、物語の流れや伏線の張り方、回収まで懇切丁寧に解説してくれます。

もちろんプロットの立て方や上手いストーリー展開のさせ方や本文を書く時の注意事項とかゆいところに手が届くような創りになっており、初心者がまず陥る「どこかで見た作品」にならないようストーリーを作り上げる段階での大事な要点を順序立てて説明してくれます。このほんの順序通りに執筆をしていけば、たとえ初めて小説を書く人でも難なくプロットを立てて本文を創る事ができるようになります。

お話を創りたいけどもどうやって創ればいいのと悩む前にこの本を読む事をおすすめします。この本を読めば迷う事なくお話が創っていけるでしょう。文章の学校に通う前に1週間でマスター~と本書を併せて読めば通う必要性も感じなくなります。こちらも初心者の方には非常におすすめな本です。是非ご一読を。

冲方式ストーリー創作塾(冲方丁著、宝島社)

こちらの本はライトノベルを書く為の本と勘違いされがちですが、実はライトノベルだけではなく純文学から大衆小説を書く際にもとても参考になります。なんと言っても「天地明察」を書いた小説家冲方丁さんが書いたものですから納得できる仕上がりになっています。

この本は「物語」のつくり方入門~と同じくお話のつくり方に重点を置いており、やはり1週間でマスター~と併せて読むととても効果を発揮します。オリジナリティーとはなんであり、展開の妙味などを詳しく解説されています。自分の小説を書いていてストーリーに詰まったら読むとすっきりする事、受け合いです。

また筆者の小説家としての生活などのプロとしての経験も書き綴ってあり、プロを目指す人には是非一読して頂きたい本となっております。もちろん読み物としても一流な作品であり、単に読むだけでも楽しい作りになっています。

実際に小説を生まれて初めて書き始める人にもこの本を読めば小説をどうやって書くのかも理解できます。もちろん小説を書く時の心構えなども学べてとてもためになる本です。プロになりたいと思っている人には必見の一冊と言えましょう。

ベストセラー小説の書き方(ディーン・R. クーンツ著、朝日新聞社)

こちらの本は純文学を目指す人には必要ないですが、読み手をドキドキわくわくさせたいと願う方には一推しの書です。徹底的に「売れる小説」に焦点をあてて語る口調はある種の清々しさすら感じさせます。

ディーン・R. クーンツさんは日本ではいまいちの知名度で作家さん本人よりも本書の方が有名なくらいです。ただし本国アメリカではとても有名な作家さんでベストセラーを何本も執筆している文豪と言い換えてもいいくらいの作家さんです。日本でも2014年に彼の作品を原作にした映画が公開されています。

内容はと言えば「いかに読者を楽しませるか」に重点をおいており、ハリウッド映画ばりに観客を引きつけドキドキさせるお話のつくり方に終始しています。彼曰く「多くの人に読まれ継がれる本こそ本当に価値がある」のだそうです。

そんな彼が書くテクニックなのでエンターテインメント作品を創りたいと願う方にはとても役に立ちます。大衆小説やライトノベルなどを書く作家を目指す方には必読の書と言えます。是非ご一読下さい。

まとめ

さてここまで4つのハウトゥ本を紹介してきましたが、どうでしたでしょうか。初心者の方にはとにかく読みやすく参考になる本を紹介したつもりです。もちろんこれ以外の本も沢山ありますので色んな本を読んで小説というものを理解してお話作りの楽しさを覚えて頂ければと思います。

そして最後になりましたが、参考書は飽くまで参考書であり、結局は参考書を自分の中で咀嚼して小説を書き続ける以外はプロの小説家にはなれないのです。なので読んだだけで終わりではなく参考にできるところは参考にして沢山の小説を書いて自分なりの書き方を作り上げて下さい。

その先にはきっと光り輝く未来が待っているのではないでしょうか。いつかあなたの作品を目にする機会を得られる事を願って……。草々。

小説の書き方についておすすめしたい本を紹介!初心者必見! 、了。

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