高額賞金の公募「文学賞・コンテスト」一覧



【高額賞金の公募「文学賞・コンテスト」一覧】

pasja1000 / Pixabay

小説を書いてプロになる場合、避けて通れないのが文学賞やコンテスト。どうせ文学賞やコンテストに送るならば賞金が高い方がいいですよね。そう思う人は沢山いるのではないでしょうか。そういった要望に応えるがべく、高額賞金の公募「文学賞・コンテスト」の一覧を作ってみようと考えました。賞金が高いものから順に並べていきますので参考にして頂ければ幸いです。この記事を読んで一気に稼いじゃいましょう。

では始めます。

●一位、賞金総額1200万円也。「このミステリーがすごい!」大賞

規定枚数は400字詰め原稿用紙で400~650枚。応募資格は特になし。〆切りは5月31日。主催は宝島社。面白い作品や新人を発掘・育成する為の新システムを開発すべく設立された文学賞。選考過程をインターネットで配信するなど革新的な文学賞でもあります。一次選考に残った場合、作品の冒頭がネット上で公表され、書評家の推薦コメントももらえるという太っ腹さ。プロの意見が聞きたい人は是非応募されたし。

●二位、賞金総額1000万円也。江戸川乱歩賞

規定枚数は400字詰め原稿用紙で350枚~550枚。応募資格は特になし。〆切りは1月31日。主催は日本推理作家協会。大文豪江戸川乱歩の寄付により設立された文学賞。将来の売れっ子作家を育てるべく育成サポートが充実されている人気作家の登竜門です。これまで西村京太郎や桐野夏生などスター作家を多数輩出しているのもこの文学賞の特徴でしょうか。賞金総額では「このミステリーがすごい!」大賞に首位を譲っていますが、それでも業界には絶大な影響力を持つ文学賞だと言えるでしょう。

●三位、賞金総額800万円也。テレビ朝日21世紀新人シナリオ大賞

募集ジャンルがシナリオという一風変わった文学賞。規定枚数は400字詰め原稿用紙で50~60枚。短い文量も嬉しいです。応募資格は不問であり、フレッシュな感性と創作意欲をお持ちの方となっています。〆切りは11月下旬。主催はテレビ朝日。テレビ朝日の自社制作であるテレビドラマのシナリオ作家・脚本家を発掘・育成する目的で設立されたコンテストで審査員はテレビ朝日のプロデューサーやディレクター、脚本家であり、それらのメガネに叶えば岡田恵和などの第一線級で活躍するプロ脚本家達によって選考されます。大賞を受賞すればテレビ朝日でドラマとして放映される事もこのコンテストの強みでしょうか。

●四位、賞金総額500万円也。日本ホラー小説大賞

規定枚数150枚~650枚。応募資格特になし。〆切りは11月30日。主催はKADOKAWA。コンセプトが「同時代を生きるすべての読者の為に」「恐怖を通して人間の光と闇を描こうとする才能溢れる書き手の為に」というもので、恐いホラーを書くのは前提条件で、加えてエンターティンメント性と独自性をなによりも大切にする文学賞です。規定枚数の振り幅が大きいのも特徴ですね。大賞を受賞すれば角川書店から単行本として発刊されます。なによりもホラーが好きで、人を驚かせる事が好きな人は送ってみても面白いのではないでしょうか。

●四位、賞金総額500万円也。松本清張賞

ジャンルを問わない面白い作品を待つという文学賞。規定枚数は400字詰め原稿用紙で300枚~600枚で応募資格は特になし。10月31日の〆切りで主催は日本文学振興会。松本清張という大文豪の活躍を過去ものにしてはいけないと創立された文学賞。この賞が設立された当初は「推理小説・歴史時代小説」を対象に開かれたものでしたが、現在では面白い作品であればなんでも受け入れるという懐の深い文学賞になっています。松本清張賞を受賞すれば文藝春秋から単行本として書籍化されるものまたいい味を出していますね。

●四位、賞金総額500万円也。日本ミステリー文学大賞新人賞

規定枚数は400字詰め原稿用紙で350枚~600枚。応募資格特になし。〆切りは5月10日。主催は光文文化財団。広い意味でのミステリー小説を募集しており、「新しい魅力と野心に溢れた才能を求める」と銘打った文学賞。受賞作は光文社より単行本として書籍化されます。ただし母体である日本ミステリー文学賞は公募ではなく、プロとして活躍する作家さんなどを対象に選考されるものです。

●四位、賞金総額500万円也。フジテレビヤングシナリオ大賞

規定枚数は400字詰め原稿用紙50枚~65枚。応募資格は自称で35歳以下、プロの脚本家を目指す方。〆切りは2月28日。主催はフジテレビ。プロの脚本家を目指す人を応募資格とするように将来のシナリオライターを発掘して育てる為に設立されたコンテスト。こちらもテレビ朝日と同じで受賞作は映像化されて放映されます。まだまだ若い作家の卵さんはこちらの賞に応募してみても面白いのではないでしょうか。

●八位、賞金総額300万円也。小学館ノンフィクション大賞。

規定枚数は400字詰め原稿用紙200枚~300枚。応募資格特になし。〆切りは4月30日。主催は小学館。この文学賞が求めているものは政治や経済などの世界の闇や光を描いたドキュメント、事件や事故などの真相に迫る追跡記事、有名人などの人物を追ったルポルタージュなどです。現代社会の闇を斬り、問題を提起し、解決策を提示する作品が好まれる傾向にあるようです。もちろんそれら加えて読む人に感動と癒しを提供する事も忘れなければ、きっとこの文学賞は貴方に微笑んでくれるのではないでしょうか。

●まとめ

高額賞金はやはり嬉しいものです。賞金の多さは各主催者の本気度も計れますし、なにより高額賞金の文学賞を受賞前と受賞後では世界が一遍に変わるのではないでしょうか。もちろん書籍化も嬉しいですが、それよりももの書きとして一流と認められるのはなによりもやる気に繋がります。SNSの小説投稿サイトで書籍化を目指すのもいいですが、公募で一発大きなヤマを当てて高額賞金とともに一流作家の仲間入りを果たしてみるのはどうでしょうか。もちろん今回紹介した文学賞やコンテスト以外にも様々な文学賞やコンテストはあります。これらの文学賞・コンテストで日頃の努力の成果を試してみてはどうでしょうか。ではまた機会があれば……。

高額賞金の公募「文学賞・コンテスト」一覧、了。

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