【小説】私的に好きな登場人物を紹介!共感できますか?



私は漫画からお話の世界に入っていますのでキャラクターをとても重要視します。むしろキャラクターさえ立っていれば、その物語はほぼ100%成功したとも考えるほどです。

そんなキャララブの私が常々疑問に思っている事はこの世の中でキャラを大切にしたお話はどれだけ存在するのか、そしてどの物語が一番キャラが立っているのかという疑問でした。そこで今回私的にこのお話のキャラは立ってるぞと考えるお話を数話ピックアップしてみます。

もちろんこれは私感ですので共感できない方もいるやもしれません。もっと面白い話はあるぞと言いたい方もいるかもしれません。それでもきっとここにあげるお話のキャラ達は記事を読んだ方達を楽しませてくれると信じております。いや、信じてこの記事を書いていきます。

もしよろしければお付き合いよろしくお願いします。では始めていきたいと思います。

グインサーガシリーズ、栗本薫著、ハヤカワ文庫JA

ともかく主人公のグインが万能過ぎるほどの万能で、身長2タール、体重100スコーンを超える巨漢。鍛え上げた肉体で敵をばっさばっさ倒していきます。しかも巨漢にも拘わらず俊敏さも兼ね備えた超人であります。

もちろん抜群の知能を持っており、読むものを圧倒するのがグインであります。1人の戦士としても、或いは一軍を率いる将としても非凡なる才覚を発揮します。今流行りのチートってやつです。彼に惚れる異性は(※物語の中でも読み手さんという意味でも)後を絶ちません。そんなグインが活躍するのが、グインサーガシリーズです。

このお話はグインの素晴らしさが特に目を引きますが、それ以上に謎に包まれた世界観も見捨てておけません。グインは何故豹頭なのか、何故核が爆発した後のような汚染地域があるのかなど、謎が後から後から押し寄せてきて、読み手の読むスピードを緩ませる事を許しません。

ただし、とても残念な事に栗本薫さんは本シリーズを執筆中に亡くなってしまっており、未完で終わってしまっています。しかしながら本作は日本のファンタジー小説の大名作なので是非一度お手に取って読んでみてはどうでしょうか。男性や女性に拘わらず性別を超えて、きっとグインに惚れる事は間違いないです。

殺竜事件、上遠野浩平著、講談社ノベルズ

本名:E・T・マークウィッスル(エドワース・シーズワークス・マークウィッスル)通称ED(エド)。彼は七海連合の戦地調停者。表向きは副業である特殊な学問を専攻する研究者を名乗っている人物。

この設定だけでもわくわくする人にはぴったりとハマるとてもキャラが際立っている小説です。EDの性格もまた凄く、丁寧な言葉遣いながらも権力者にも屈しない興味に沿った発言を繰り出します。

しかも常に仮面を被っており、いついかなる時も外さないという徹底ぶり。弁も立つEDは滅茶苦茶格好いいです。肝心のお話の方はと言えば本作『殺竜事件』は上遠野浩平さんの事件シリーズのひとつであります。

簡単にあらすじを説明致しますと、この『殺竜事件』の世界では絶対的な力を持つ7匹の竜が存在しています。その竜の内、1匹が殺されている場面に遭遇するED達。不死身であるはずの竜が殺された謎を解き進める事になる。

一見不可能に思える謎が解き明かされていく様は読んでいてドキドキさせます。竜などが出演するファンタジーですが、その実、本格的なミステリーであります。EDの格好良さを堪能しつつ、ファンタージ要素に身を委ね、謎解きを楽しむ。

そんなとても贅沢な作品であります。

新本格魔法少女りすか、西尾維新著、講談社ノベルズ

お次はちょっと変わった少女を紹介しましょう。彼女の名前は水倉りすか。不登校の小学生であります。しかしこの少女がまた可愛い。日本語を覚えたのがごく最近の事であり、ちょっと癖のある話し方をするのがまたグットで、魔法を行使できるスーパー小学生であります。

しかしながら好みのタイプが恰幅のいい男性(※簡単言うと関取体型)というギャップもまた読んでいて小気味の良さを感じさせます。趣味が相撲観戦というのも納得な魔法少女であります。

更に付け加えておくと彼女は死に直面するほどに血を流すと1分間だけ27歳の自分になるんですが、この27歳の自分が滅茶苦茶強いのです。ある種の火事場のくそ力的な能力が読み手をわくわくさせます。肝心なお話はと言えば魔法を使ったバトル小説です。

しかしただのバトル小説で終わる事はなく、いかに相手を出し抜くかといった頭脳戦や心理的駆け引きもとても面白いです。主要人物が小学5年生でありますから子供っぽさを感じさせる反面、大人も舌を巻くような書き方をする西尾維新さんらしさも見所です。西尾維新さんの作品を読んだ事がないビギナーにおすすめの作品であります。

スレイヤーズ、神坂一著、KADOKAWA

主人公リナ=インバースがとても癖のある性格で小気味がいいです。『スレイヤーズ』を読んでいて頬が緩むのはリナの型破りな性格に起因するでしょう。ともかく食に対するこだわりが半端なくアニメ版ではリナの食事シーンから始まるのが恒例となっているほどです。

「悪人に人権はない」をモットーに懐が寂しくなると盗賊団を襲うという破天荒ぶり。その為、「盗賊殺し(ロバーズ・キラー)」という通り名が付いており、壊滅させた盗賊団はあり得ないほどの数になっております。なんというかリナは、ある意味天才だと思わされずにはおれません。

作品自体はテンポもよく、するすると頭の中にお話が入ってくる感覚が癖になります。分かりやすいファンタジー小説をひとつあげよと言われれば『スレイヤーズ』をあげる人も多いはず。ただし字数が少ない為に細かい設定や世界観、そして伏線が少ないので、重たい読み物を好む読み手さんにはちょっと物足りないと感じるかもしれません。

しかしながら逆に言えば初めてファンタジー小説を読む初心者さんにもとても優しい作品だと言えます。なので入門編として読みたいといった方は、まず『スレイヤーズ』から始める事をおすすめします。

きっとファンタジー小説というものが好きになるのではないでしょうか。

まとめ

キャラクターを描く事はアイドルを作る事だと常々思っている私は今回あげた作品を思い返してみると自分の持論が正しいと思わざるを得ません。

もちろんキャラクターを前面に出さず、ストーリー展開の妙味や伏線などで魅せるお話も沢山存在します。そういったお話を否定するわけでありませんが、少なくとも一流と呼ばれる作品はキャラクターを立てる事は必須であるとすら感じます。

キャラクターを立てた上でのストーリー展開の妙味であり、伏線ではないのでしょうか。ゆえに名作と呼ばれる作品には数々の名キャストが存在しているのです。ともかく今回はライトなキャラ達をピックアップしていきましたが、機会があればもっと古典的なキャラ達も紹介していきたいですね。

そんなわけで今回はこの辺りでお終いにします。また機会があればお会いしましょう。では。草々。

【小説】私的に好きな登場人物を紹介!共感できますか? 、了。

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