カマンベールチーズの規格や日本のカマンベールチーズ製造所を紹介!



jackmac34 / Pixabay

馴染みの深いカマンベールチーズ

現代人にも広くなじみの深いチーズとしてカマンベールチーズがあります。

おそらくナチュラルチーズの範疇では一番人気かもしれません。

その理由は、見た目は外国を思わせるものなのに、国内でも生産可能なちょっとお洒落な感じのするチーズだからではないでしょうか?

ファストフードのハンバーガーに載せられるチーズをみても今では違和感はありません。

学校給食で出された三角形のチーズをみても、とりわけ海外を思い出すこともないでしょう。

しかし、ひとたび、あの丸い小型で白いフワフワしたものに覆われた物体を、ナイフで割ってその表皮とは異なるものが見えたならば、少なからず食べる人も声をあげたくなるはずです。

カマンベールはフランスのカマンベール村で作られたことが始まりでした。

それまでは酪農家が自宅で食べられる分だけを独自の家庭チーズとしてだけ作っていたといわれています。

あるとき宣誓拒否聖職者がカマンベール村へやってきたそうです。

彼はイギリスへ亡命する際にこの村を経由したそうで、村の自家製チーズをみるなり、ブリーチーズの作り方を教えてくれたのです。

しかしブリーチーズ完成まで時間がかかりますし、気温が高ければ痛みやすくもなります。

改良を加えていくうちにカマンベールの原形が出来たそうです。

そしてこの地域から近くのノルマンディー地方に広がり、やがて鉄道などの普及によってフランス全土に広がっていったといわれています。

小型でしかも製品完成までの手間隙が軽減されている、そして痛みも少ないとなればどこでも受け入れられ更には作られてしまいます。

フランス全土あるいはヨーロッパで、商品流通の利便性とは裏腹に模造品にあふれた事態をうけて、コモディティ化に対抗すべくAOC認可に動いたのです。

しかしとりわけこの村のチーズと他のフランスのチーズと較べたときカマンベールチーズの味の特性にはいたらないとAOC獲得にはならなかったといいます。

しかしながら、隣接していたノルマンディー、そこで昔ながらにつくる伝統技法、原料による製造で「ノルマンディ地方のカマンベールチーズ」Camembert de Normandieだけは認可されました。

カマンベールの規格とは

●le camembert de NormandieAOC より 4.2%のカマンベールチーズのみ

形状 柔らかく、表皮は白い 原材料は生乳(ノルマンディ産の乳牛) 円柱型(厚みは3センチ、直径は10,5から11,5センチ) 250g(そのうち115gはドライな状態であるもの) 脂肪分 45パーセント 色 白カビペニシリンカドミウムに覆われている 赤いカビがすこし点在する(熟成度合いによりかわる) 35日の熟成期間 かならず木製の箱にいれ商品化すること レードルを使用して型に入れる。もちろんその工程の条件も存在する

これ以外のカマンベールは日本でも作られアメリカでもヨーロッパでも、オーストラリアでも製造されています。

ノルマンディーでなければ問題ないのですから。

今となってはカマンベール村のものがオリジナルといっても資料も残っていないといいます。唯一ノルマンディーのカマンベールがそれに近いといわれています。

こうした歴史の中ではぐくまれているカマンベールチーズが今や日本の各メーカー更には酪農家がこぞってオリジナルのカマンベールチーズを作っています。

低温殺菌という日本のシステム上避けられない制限はありますが、品質の良いカマンベールが味わえることは嬉しい限りです。

日本のカマンベールチーズ

北海道で有名な場所

本州で有名な場所

などがあります。

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